JEWEL TRAY STYLE
2020.01.24
サロン・ドゥ・ラ・ガレット・デ・ロワ@京都
スイーツコーディネーターの松本由紀子です。
1月9日にアンスティチュ・フランセ関西において、新年を祝う「サロン・ドゥ・ラ・ガレット・デ・ロワ」が開催されました👑
京都でのエピファニーも、今年で11回目🇫🇷
年々参加人数が増え、150名以上の方が参加されました。
関西でもここ数年、ガレット・デ・ロワ人気が急激に高まり、今年は早々に予約完売してしまうお店が続出していますね✨
開催当初からしばらくは、関西ではなかなか認知度が上がらずにいましたが…
辛抱強く普及活動を行ってくださったクラブ会員のシェフの皆さまのお陰で、年末年始に家族やお友達で集まる際に食卓にのぼるお菓子としても、1月に手土産として喜ばれるフランス伝統菓子としても浸透してきました🇫🇷
私のピークは5-6年前で、2-30台ほどを食べていましたが…
最近はひとり食べは落ち着き(笑)もっぱら1月の手土産として重宝させていただいています🎁
もちろんきちんと、ガレット・デ・ロワとは⁉︎という解説付で。
今年、ジュール・イルマン在京都フランス総領事に献上する特大ガレットを製作されたのは、昨秋開催されたガレット・デ・ロワコンテストで準優勝に輝いた「グレゴリー・コレ」西嶋一力シェフ(写真右)👨🍳
ベーカーズプロダクション代表の今本さんのお店「パリジーノ アンド アトリエ ドゥ ママン」さんで焼き、こちらまで運ばれたのだそう。
審査員を務められた某シェフから、優勝作品と遜色ないおいしさ&美しさだったと聞いていたので、とっても楽しみにしていました💗
今年は演出も凝っていて、照明を落とし厳かなBGMのなか特大ガレットが登場🌕
盛大な拍手とフラッシュの中、若手会員のシェフの皆さんによって壇上に運ばれていきました
若手シェフの顔ぶれも、この10年でどんどん変わってきましたね(笑)
まず、新しく着任された総領事からご挨拶を。
日本語がとてもお上手でした🎤
フランスでは1月だけで、なんと約3000万台ものガレット・デ・ロワを食べるのだそう。
一人何台の計算なんだろう⁉︎
私の2-30台もフランスでは当たり前なのかもしれませんね。
毎年この時季になると痛切に思うのですが…1月のパリに行って、朝昼晩と心置きなくガレット・デ・ロワを食べ尽くしてみたいです🇫🇷
続いて、西野会長からもご挨拶が👨🍳
「2003年のクラブ発足当時と比べ、ガレット・デ・ロワの認知度も高くなってきました。今後もフランスの伝統菓子の普及活動をしていきたいと考えています。」とのこと。
昨年はフランス南西部のアルビ、トゥールーズ、ボルドー、サンテミリオンなどをまわり、ますますフランス伝統菓子への興味が深くなった私。
ガレット・デ・ロワに続き、他のフランス伝統菓子の認知度もさらに上がってくることが楽しみですね❣️
そしていよいよ、特大ガレットへの入刀です🗡
総領事、西野会長のほか、京都市議会議長山本恵一氏、京都市議会議員田中あきひで氏、ベーカーズプロダクション代表 今本氏、マトファージャパン代表 大東氏が入刀されました。
ナイフはもちろん、マトファージャパン製です✨
乾杯のご発声とともに、試食がスタート🥂
今年は争奪戦が激しかったようで(お皿に3段盛りにされている方も多数💦)。
2回目に取りに行った時には、すでに金台紙のみが並んでいる状態でした。
でも、今年初登場で瞬殺だった「ジャン=ポール・エヴァン」さんのてんとう虫をモチーフとしたガレット・デ・ロワ コクシネルは確保🐞
軽やかなパイ生地に、エクアドル産カカオのショコラを混ぜ込んだクレーム・ダマンド、爽やかなオレンジがアクセントに効いています🍫🍊
毎年大人気のエーグルドゥースさんは、今年は贅沢なマロンのガレットでした🌰
献上用の特大ガレット・デ・ロワには、6個のフェーヴが隠されていて、当たった方々にはクラブとアンスティチュ・フランセ関西から素晴らしいプレゼントが用意されているのですが…なんだか毎年当たりかけてしまう私(笑)
今年も明らかにフェーブが見えていたので、ご一緒していた方にお福分けを👑
クラブからバカラのタンブラーが贈られていました(いいなぁ💞)
今年も新年を祝う、素敵なガレット・デ・ロワパーティーをありがとうございました💖
ここでシェフの皆さまに新年のご挨拶をさせていただくのを、毎年楽しみにしています👨🍳
クラブ会員の皆さまの素晴らしいガレット・デ・ロワは別投稿で。