JEWEL TRAY STYLE
2023.08.03
マルガージェラート×コンラッド大阪 ジェラート編
スイーツコーディネーターの松本由紀子です。 コンラッド大阪「アトモスダイニング」では 2023年7月10日(月)〜10月1日(日)まで アジア人初のジェラートの世界大会チャンピオン 柴野大造氏とコラボレーションした 「マルガージェラート×コンラッド大阪」 サマースイーツビュッフェを開催中です👨🍳🍨 こちらのビュッフェでは国際大会で優勝した代 表作 「グランピスタチオ」をはじめとした 希少なフレーバーのジェラートを 合計6種好きなだけいただくことができます💓 6種のラインナップは… ◆グランピスタチオ💚 国際大会で優勝した柴野氏の代表作🥇 柔らかな食感と濃厚なピスタチオの香りが特徴。 ピスタチオペーストは自家製で👨🍳 ピスタチオの脂肪分が高いので 全体の脂肪分を下げるために 能登の牛乳を水で割るという新手法をとることで 濃厚でありながらもくどくならず 余韻のコク深いナッティな香りがたまらない逸品✨ ◆ピーチパプリカ🍑 旬のピーチを夏野菜のパプリカと共に。 ローストしたパプリカの焦げ目を取り 果肉のみを使用することで甘みをぐっと増強。 実は当初は苺を使おうと思っていたそうですが… 桃にして大正解!ピーチの淡い香味があとから広がり 全体の味わいを丸くまとめあげる役割を。 意外な組み合わせが創りだすハーモニーが癖になります。 ◆スイカと4種のフルーツ🍉 スイカにブルーベリー、ブラックベリー、イチゴ などベリー系の酸味を合わせて。 スイカ単体のソルベは青臭さが逆に好きですが ベリーの甘酸っぱさをプラスすることで 余韻が長く奥ゆきのある華やかなフレーバーに💜 ◆ カカオ100%ソルベ🍫 牛乳を使わず、水とカカオマスのみ。 濃厚なカカオ感と、苦みを感じさせながらも さっぱりとキレのよい後口🤎 ビターなカカオ感の際立ち方が素晴らしかったので うかがうと…糖の選択や合わせ方がポイントとのこと👨🍳 ◆自家製モッツァレラミルク🐮 能登で飼育する牛から採れる生乳で作る モッツァレラを組み合わせたジェラート。 モッツァレラとも普通のミルクともなにか違う えんみとコクを感じたので聞いてみたところ… 乳脂肪分は3.5%程だけれども、日本海側で 牛がミネラル分の多い餌を食べているので あっさりしていながらもコクがあるミルクになると👨🍳 なるほど…この生乳をベース使うことで 他のフレーバーもより引き立つのですね💖 ◆甘酒マスカルポーネ🤍 コンラッド大阪オリジナルフレーバー。 マスカルポーネの土台のなかに、優しいミルクの甘さ 最後にはふんわりと甘酒の余韻が残ります。 甘酒=発酵とミルクのマリアージュ💞 発酵はイタリアでも注目されていて、柴野さんは 自然の甘味料、未来のお砂糖という感覚で使用👨🍳 私も発酵ものは大好きで、甘酒も毎日飲んでいるので 最後に麹アロマが、鼻から抜ける感覚が たまりませんでした💘 「ジェラートは化学と感性が融合した味の小宇宙」と語る ジェラートマエストロである柴野さんが目指すのは ”五感で感じるジェラート"🍨 ご実家が能登で酪農を営まれ ご自身は東京農業大学卒という経歴をもつ柴野さんは 酪農経営が難しくなるなか、新鮮な牛乳のおいしさを 幅広い年代の方に分かってもらいたい!と ジェラートを中心にチーズ、ヨーグルトなどで 世界に通用する「石川県発信の 乳製品の総合メーカー」を目指してらっしゃいます👨🍳 私が感動したのは、単に地域の素材や 地元の生乳を100%使うことで おいしさをアピールするのではなく シンプルな味の中に何種類もの“糖の遊び“を入れ 一つ一つの作品にストーリーを詰め込んでいるという点💖 さらに、後口のキレと余韻のアロマの素晴らしさ✨ フレッシュな能登の生乳のお陰で 素材の香味がより引き立てられているのかと思いきや 糖のセレクトや使い方が肝と知り興味津々💓 このジェラートの枠を超えた世界観は またじっくりお話をうかがいたいところです👨🍳 こちらを関西で味わえる機会はなかなかないですし コンラッド大阪さんのスイーツやセイボリーとの コラボもまたとても貴重な機会🍨🍰🍽 長くなりすぎたので、そちらはまた次のpostで✏️ ちなみに私のお気に入りは… コラボオリジナルの甘酒マスカルポーネと 変化球のピーチパプリカかなぁ🍨 ワゴンのカラーもオーダーで 柴野シェフが好きなグッチグリーン✖️ コンラッドブラック仕様でオシャレでした✨