JEWEL TRAY STYLE
2023.05.09
Salon de thé Mercredi①
スイーツコーディネーターの松本由紀子です。
京都・哲学の道沿いに、4月1日にオープンした
Salon de thé Mercrediさん💗
元リッツ・カールトン京都のピエール・エルメ・パリで
長年シェフパティシエを務めていた
regis damanetシェフのお店です👨🍳
エメラルドグリーンにとんがりお屋根の可愛い外観💚
忘我亭哲学の道店さんが地下にある建物です。
地下に厨房があり、1階が物販
階段をのぼると、カフェとテラス席があります。
入口正面にヴィエノワズリと焼き菓子の
ショーケースがあり、中にはおいしそうな
焼き色と表情のお菓子がずらり🥐🍪
トキメキが抑えられません💓
プティガトーの販売はないのですが
イートインではプティガトー2種も食べられる
スイーツコース【きょうのおやつ】
をいただくことができます🍽
ただし、限定16食とややハードル高し⁉︎
(現在はお席の予約はできません)
焼き菓子やヴィエノワズリはドリンクと一緒に
テラス席でいただくことができます🥐
ドリンクもテイクアウトできるので
今の時季は、哲学の道をぶらぶらお散歩しながら
いただくのも楽しいですね🥤🍀
開店は11時。イートインは12時からですが
最高の眺めのお席にとおしていただきました🌸
初訪問なので、ヴィエノワズリと焼き菓子は
もちろん全種類購入しましたよ🥐🍪
レジスシェフはエルメが長いので
自店をオープンしたらどんなお菓子を作るんだろう?
とお店の構想を聞いていた時から楽しみにしていました💗
材料はフランス・ノルマンディー産の発酵バター🧈
京都産の小麦粉🌾、京都産の蜂蜜🍯
京都・亀岡の女峰🍓愛媛・二宮果樹園さんの柑橘🍋
ニューカレドニア産バニラビーンズ
マルティニーク島のラム酒🥃などなど。
リッツ時代のご縁も大切にしながら
こだわりの素材をセレクトされています。
それぞれの詳細はまた別postでしますが…
中でも一番お気に入りだったのは
“Mercredi(メルクルディ)”(仏語で水曜日の意)
という店名の由来でもある
「水よう日のマドレーヌ」💗
子供の頃水曜日になると、お母さんと一緒に
マドレーヌを作っていたという
レジスシェフがパティシエになるきっかけにもなった
思い出深いお菓子です👨🍳
実はあまり、焼き菓子は焼きたて重視派ではなく
焼きたてというワードには惑わされない私ですが…
このマドレーヌは別格においしかったー💛✨
一見とっても穏やかで、すました表情をしているのに
手で持った瞬間にじゅんわりと、ただならぬ予感が…💓
歯のファーストタッチはさくっ♪と軽やか。
からの…しっとり、ふわっ♫
と、ここまではよくあるコントラストですが
さらに…じゅんわりとはちみつとバターがしみでてきて
幸せの香りが余韻にふうわり🍯🧈
じゅんわり💛というワードがぴったりな感覚
食べた方には分かっていただけると思うんですが…
どこか昔懐かしくほっこりする感覚ですよね🍀
実はこれには製法に秘密があって…
シンプルなマドレーヌ生地を焼成し
焼きたてになんと、蜂蜜を絞っているのだそう。
よーっく見ると、表面に穴があいているのが
お分かりになると思いますよ👀
ちなみに蜂蜜は、京都・彼岸山天然はちみつ
「Honey Woods」さんの
そよご蜂蜜を使用されています🍯
とても濃厚ですが、クセや香りが少なく
誰からも愛されるマドレーヌに使うには
ぴったりなフレーバー💛
はちみつの風味を最大限生かした
レジスシェフの思い出のお菓子👨🍳
店名の由来にもなった大切な一品です。
ヴィエノワズリや焼き菓子のショーケースを見て
このマドレーヌを食べた瞬間
レジスシェフが作りたいお菓子の方向性や
自分が生まれ育ったフランスのお菓子の
ほんとうのおいしさや、あたたかさを伝えたい!
というお店のコンセプトが伝わってきました💖
素材へのこだわりと、長年培ってきた技術で
シンプルなおやつが、ワンランク上のカテゴリーに👨🍳✨
レジスおめでとー💗と同時にありがとー💛
と叫びたくなるおいしさでした。
スイーツコースは、次のpostでご紹介しますね🍽