JEWEL TRAY STYLE
2023.11.22
紙トレーがサステナブルなパーラーで採用!
大阪の京町堀のレジデンスの1階に入る「サステナブル」をコンセプトに掲げる「parlor_hana by SN」。果物農家と強いつながりをもつ「株式会社えにし」からオファーをもらい、洋菓子ブランド「Seiichiro,NISHIZONO」を展開する西園誠一郎シェフが形にしたフルーツ主体のパーラー。
こちらの人気店で、西園誠一郎シェフの目に留まり、採用いただいたのがSOPAKかねみつの「ペーパートレー PTシリーズ」。サステナブルなパーラーのこと、紙トレー採用に至った経緯など西園シェフにお話をお伺いしました。
―目次――――――――――――――――――――――――――――――――――――
・サステナブルな新感覚パーラーが誕生
・ペーパートレーでサステナブルな一歩を
・紙トレーの高さ9mmが魅力的なポイント
・今後取り組みたい紙トレー活用のアイディア
・百貨店が取り組み始めるスイーツのサステナブル
・ご希望の方にケーキトレーのサンプル・カタログを無料送付します
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
サスティナブルな新感覚パーラーが誕生
2023年6月にオープンした「Parlor_hana by SN(パーラーハナ by SN)」。
店舗のオーナーである「株式会社えにし」は果物農家との深いつながりを持ち、美味しいが規格外で廃棄される果物の無駄を減らす方法を模索していました。果物の廃棄にはコストがかかり、農家の存続に影響を及ぼすほどの課題となっていました。
この問題に取り組むため、「株式会社えにし」はフルーツを最大限に生かせる西園シェフを抜擢。西園シェフはオーナーの想いを形にするため、旬で美味しい、規格外フルーツの魅力を最大限に活かし、サステナビリティに焦点を当てた店舗を目指しました。ファミリー層が多い地域であり、店内の壁紙や床材は子供たちが舐めてしまっても問題のない素材に配慮し、ファミリーでも安心して利用できる環境をも整えました。
「食のサステナビリティ」をテーマに、抜群に美味しい旬の規格外の形状やサイズのフルーツを農家から適正価格で購入。フルーツタルト、フルーツピザなどに仕上げることで果物農家を守り、地球にもやさしいサステナビリティ志向の新感覚の店舗として、多くの支持を受けています。
ペーパートレーでサステナブルな一歩を
パーラーとして営業をスタートした「パーラーハナ」。お客様のテイクアウトができるケーキも販売してほしいとの声があり、環境に配慮した包材を探していたところ、SOPAKかねみつから幸運にも新商品である紙トレーのサンプルが届いたそう。
自然を取り入れ、木目のやさしさが感じられるパーラーハナのぬくもりを象徴するショーケース。ペーパートレーのオフホワイトの色合いは木目調で優しい雰囲気にマッチし、フルーツが映え、美しく見え、さらにフルーツタルトの魅力が増しています。
「単価的にも包材までは環境に配慮したものを使用している個人店は少ないが、SOPAKかねみつさんのペーパートレーは単価的にも採用しやすく、いち早く取り組めた」と話す西園シェフ。先陣を切り、持続可能な未来を創造していく意気込みが伝わってきます。
紙トレーの高さ9mmが魅力的なポイント
決め手は紙トレーが醸し出す雰囲気や環境への配慮だけではなく、ケーキトレーという製品としても魅力的だったと採用のポイントを教えてくださいました。
「タルトの土台は直径7cmと普段使っているケーキトレーではぴったりなサイズが見つからないと苦慮していたが、この紙トレーは内寸7.5㎝で、高さは9mmでサイズ条件にもぴったり」と形やサイズも決定打になったとのこと。一般的なケーキトレーよりサイズ感が少し大きめという部分が、旬の美味しいフルーツをたっぷり乗せ、味わってほしいという方針にマッチしたようです。
そして、採用後も予測していない副産物があったよう。フラットな紙製のケーキトレーであれば滑り落ちてしまう重量のあるタルトも高さがあるフチがしっかりホールド。ショーケースからタルトを取り出すときも、安全に移動でき、接客スタッフにも好評とのこと。お客様も持ち帰り時に隣のタルトとぶつかるなどなく、テイクアウト後も美しい形を維持できると評判とのこと。
今後取り組みたい紙トレー活用のアイディア
現在はフルーツタルトに活用いただいている紙トレー。フルーツタルトなど水分量が多いスイーツも問題なく、使用できている点から、さらに水分量が多いムースなどにも活用していきたいとのこと。
スポンジ系のスイーツにも適しており、サイズ的にも12cmのホールケーキを三角にカットしたものが入るため、新製品展開の際、積極的に使用していきたいと語ってくれました。
百貨店が取り組み始めるスイーツのサステナブル
「現在、百貨店のスイーツ部門ではサステナビリティに関する要望がまだ出ていない状況ですが、将来的には必ず取り組みが始まると考えています。特に、関西では万博に多くの海外の訪問者が訪れ、サステナビリティ対応しているか注目されることでしょう。アジア圏の旅行者に関しても、特に香港や台湾などでサステナビリティに高い関心が寄せられており、今後増加する可能性が高くなっています。また、焼菓子などの常温商品についても、生のスイーツよりも早く、サステナブルな包材が求められる可能性が高いと感じます。」と百貨店からサステナビリティへの取り組みが開始し、重要視されていくと西園シェフは予測されます。
日本全国にサステナブルな店舗を4店舗展開していくことが決まっている西園シェフ。いち早く持続可能な未来を見据えた取り組みをされているシェフの今後の展開が注目されます。
今回取材の店舗 parlor_hana by SN(パーラーハナ by SN)
・店舗名:parlor_hana by SN(パーラーハナ by SN)
・取材させていただいたシェフ:西園誠一郎氏
・住所:大阪府大阪市西区京町堀3丁目1-3 ウエリスタワー京町堀1F
・電話:06-4256-8687
・営業時間:9:00~19:00
・サイト:https://parlor-hana-bysn.business.site/
ご希望の方にケーキトレーのサンプル・カタログを無料送付します
今回西園シェフが採用してくださったペーパートレーの無料サンプルを希望の方にお送りしております。上記ご紹介の紙製ケーキトレーの場合は、型番「PT-89M ホワイト」とご記入いただき、必要枚数を入力ください。その他のケーキトレーをご希望の方はサンプル請求フォームのコード欄にご希望商品のコードをご入力ください。
紹介した製品以外を探したい方はケーキトレーの製品一覧のページからご覧ください。
https://j-tray.jp/product/
サンプル請求数はご希望に応じますが、入力のない場合は2~3枚程度の送付となります。ご希望の方にはカタログも送付しますので、備考欄でお知らせください。
サンプル請求フォーム ↓