JEWEL TRAY STYLE
2023.03.07
ミリュー＠サロショコ京都伊勢丹
スイーツコーディネーターの松本由紀子です。
サロン・デュ・シュコラ
スペシャルセミナー＆デセール🍽👨🍳
@ジェイアール京都伊勢丹
10日目は、1日限りのコラボブランド「ミリュー」さんの
『Maière（マティエール）』でした👨🍳👨🍳
前postの＜アヴァンデセール＞からの続きです。
＜グランデセール＞
◆カカオニブとクッキーを合わせてショコラブランでコーティングしたクランブル
◆ムラングココ
◆カマンベール、ゴルゴンゾーラ、パルメザンのアイス
◆クレムーショコラブラン（アングレーズ、キルシュ）
◆福知山の百花蜜のはちみつ
◆ダコワーズ生地のビスキュイ
◆ホワイトチョコの飾り
◆揚げたてポテトチップ
◆小麦粉の替わりに米粉を使ったじゃがいものニョッキ
◆仕上げにレモンのゼスト
このセミナー期間中、一番ビジュアルから想像していた
テイストを裏切ったデセールかも🍽
コラボって難しくて…
個々の個性がどうしても立ちすぎて
うまく融合しきれていないことがよくありますが
まさに「ミリュー」的感覚のひと皿でした💖
デセールの醍醐味である、食感や温度差の
コントラストが素晴らしいのはもちろん
甘味と塩味、酸味がベストバランス❣️
ヴィシソワーズに続き、丹後やnelの素材が
しっかりと活かされている
タイトルを彷彿とさせるひと皿でした。
ポテチを食べることは年に1回あるかないかの
実はじゃがいもがあまり得意ではない私。。。
でも、このポテチは、1枚だけなのが残念💧
と思わせるおいしさで、圧倒的な存在感✨
2％の塩水につけたのちに揚げているそうで
からっと香ばしい食感と、濃ゆい香りがツボでした💘
ニョッキもねちっではなく、サクッと軽やか⚡️
3個でも5個でもなく、4個がお二人の中で
マストだったそう。
食感でいうと、単なるカカオニブではなく
クッキーとショコラブランを纏わせることで
厚みとやわらかさを増したカカオニブや
ダコワーズを薄くのしてビスキュイにしたという
生地の食感もアクセントとして面白く♪
3種のチーズを合わせたアイスの塩味とコクに
蜂蜜の芳醇な香りと甘みがこれまた
ドンピシャのマリアージュで🧀🍯
お酒好きな方はこれ単体でデセールとして成立しそう🍨
この百花蜜が、テクスチャーもアロマも
濃密で私好みで🍯
福知山の周辺、丹後、丹波辺りで
あらゆる食材が、しかもかなり上質な食材が
揃ってしまう…まさに食材の宝庫✨
水野シェフが「福知山はちょうどいい」
とおっしゃる意味が分かった気がします。
（私は車を運転できないから生きていけないけど…）
とにもかくにもあらゆる食感が詰めこまれた
お口の中がにぎやか且つ、香り華やかなデセール💖
スイーツなんだけど、どこかお料理的な香りもあり
でも最終的にはやはりスイーツで。。。
と感じさせられたことがお二人にとって成功なのでは⁉︎
と思わせる素晴らしきコラボでセールでした👨🍳🍽👨🍳
実はこの日は、前日の大雪の影響で
開始30分を過ぎても材料が届かず☃️
私も電車が止まったり遅れたりで辿り着けず…
最悪手持ちで持ってきた底に敷くクランブルのみで
90分を乗り切る地獄のような会になるかも…
と覚悟もしてたという村田シェフ👨🍳
（まさか前日に冗談混じりに話していたことが
現実になるなんて…💦）
でも、温かく見守ってくださるお客様に支えられ
2部、3部とメキメキとトーク力を上げていった
おしゃべりクッキングの天才 村田シェフと
うっとりするほど所作が美しく
絶対お店にも行きたい！と皆に思わせた足立シェフ👨🍳
村田シェフが足立シェフに素材を送り
スカイプでしか打ち合わせできずに本番を迎えたとは
思えないほどのパーフェクトな完成度と
チームワークでした💖
きっとこの大雪事件も、何年先も忘れられない
デビュー戦のいい思い出と化すことでしょう❄️
そして個人的には…きっと参加された皆さんも
毎年ミリューさんに会いたいなぁ❤️
と思ってくれたんじゃないかなぁ…と確信しています！
