JEWEL TRAY STYLE
2023.03.07
ジャン=シャルル・ロシュー@サロショコ京都伊勢丹
スイーツコーディネーターの松本由紀子です。
サロン・デュ・シュコラ
スペシャルセミナー&デセール🍽👨🍳
@ジェイアール京都伊勢丹
2日目はお二人体制で。
一部、二部はこのセミナー唯一のフランス人シェフ
ジャン=シャルル・ロシューさん🇫🇷
通訳は京都・北山のブーランジェリー ガロパン
エリー・ジェロムシェフが担当してくださいました🥖
ロシューシェフは、完全なるセミナー形式で
「産地別テロワールデセール」を🍫
時にポケトークを駆使しながら
ショコラに対する熱き想いを語ってくださいました👨🍳
3種の産地別のショコラの特徴(テロワール)を
サブレショコラの上にクネルした
クレームショコラで食べ比べ🥄
右から、ジャマイカ🇯🇲ドミニカ共和国🇩🇴
ホールフルーツチョコレート。
ジャマイカ(カカオ分70%)は蜂蜜や
アプリコットのようなフレーバー。
ドミニカ共和国(カカオ分70%)はBioで
ベリーやカシスのような風味。
ホールフルーツチョコレートは
昨年私がはまったエヴォカオで
原材料は、100%ピュアカカオ。
甘さはカカオパルプ由来で、砂糖、レシチン、
バニラは不使用。
カカオフルーツの新鮮さが感じられる
フルーティーな味わいが特長で
ややねっとりとした口どけ感があります。
このスタイルでの、今日の私の好みは…
ドミニカ共和国でした🇩🇴
ロシューシェフ曰く、ショコラの香味の感じ方は
これまでの人生でその人が食べてきたものや
口の中の温度、その日の体調
また合わせる飲みものによっても変わってくるとのこと。
シェフは基本的にはお水と合わせるけれども
時にアルマニャックやワインなどとも
合わせて愉しまれるのだそう🍫🍷
温かいドリンクを飲むと、口中の温度が上がり
残っているショコラが濯がれリセットするので
また新たな香味を愉しむこともできます。
こちらの3種の産地別ショコラも
どれがおいしいのが正解ということはなく
おいしさの感じ方は人それぞれ🍫
その違いから見知らぬ人とも会話が生まれ
ショコラを通じて繋がることができることも✨
それこそが、サロン・デュ・ショコラが伝えたかった
「LOVEこそPEACEだ!」❤️と
今年のサロショコのテーマに上手く繋げて
くださっていました。
でも本当にそうだなーと大きく納得。
人見知りのわたしも、スイーツが介在した途端
一気に距離を縮めていきますものね笑
こういうセミナー形式では
なにか質問はありますか?と聞いても
皆さん俯きがちなんですが…
ロシューシェフの温かく明るい笑顔と
心地よいフランス語で語りかけられると
あら不思議⁉️
皆さん続々と質問をし、最後には
全員がサインとツーショットを
お願いしてらっしゃいました📷
これもまさに、ショコラマジックですね💖
「好きな日本食はなんですか?」
という質問に対しては、全てと。
京都伊勢丹さん近くの5席ほどの小料理屋さんの
牡蠣が絶品なのだそう…どこだろう?笑
また、山椒ボンボンの誕生秘話は…
築地市場で食べた鰻丼に添えられていた
山椒の香味にインスパイアされたのだそう⚡️
新しいアイデアは、無理に考えようとして
生まれるものではなく、日々の会話や
ふとした出会いのなかから発見するものとのこと。
ショコラティエさんもパティシエさんも
レストランやバーなどで食べた素材に
インスパイアされることが多いですものね。
異国の地の、初体験の素材となると
なおのこと、衝撃が大きくなるんでしょうね💘
私はパリのお店には5.6回お伺いしたことがあり
10年ほど前には厨房も拝見させて
いただいているんですが🇫🇷
その時も本当に温かい笑顔でおもてなしくださって。
今回も、ロシューシェフの優しいお人柄と
ショコラに対する熱く真摯な想いが伝わってくる
とても心に響くセミナーでした👨🍳
ありがとうございました💗
サロショコが始まると、フランス語を習得したい病が
再燃してくる…あるあるですよね笑