JEWEL TRAY STYLE
2021.04.28
グットタイムパティスリー①
スイーツコーディネーターの松本由紀子です。
初めてお伺いした時に、茶系の焼き菓子がずらりと並ぶあまりにも魅力的な光景にキャー💓と大興奮して、全種類購入してしまうほどトキめいてしまったお店があります。
2020年9月30日に苦楽園にオープンした焼き菓子専門店「good time pâtisserie(グッドタイムパティスリー)」さんです🍪
仏・アルザスで約8年間修業を積まれた渡辺雄策シェフのお店です。
現在は厨房担当のシェフと、販売担当のマダムの鈴さんお二人で経営されているのすが、マダムの鈴さんがまたとってもキュートで…実はマダムもパティシエールさんで、コルマールなどで働かれていた方です。
とっても素敵な空気感のお二人なんですよ💞
渡辺シェフは1980年生まれ、兵庫・芦屋出身👨🍳
実家がとっても近くなので、シェフが小中高時代、私は大学・OLでご近所さんだったみたいです(笑)
お父様がパン職人さんだったので、高校卒業後1年程お父様のお店のお手伝いをされていたのですが、お菓子に興味を持つようになり東京へ🥖
2000年から8年間、銀座プランタン店からスタートし、鷺沼店、トントンビゴ港南台高島屋店と「ビゴの店」で修業を積まれました。
鷺沼店時代、渡辺シェフはアンフィニの金井シェフとご一緒されていて。
実は私、金井シェフから今度神戸でお店をオープンする方がいるからと渡辺シェフをご紹介いただいて、FBで繋がってはいたんですが…
実際にお会いしたことはなかったので、こちらのお店とはつゆ知らず。
もしシェフがいらしたらなんて自己紹介しようかなぁ…と悩みながらの初訪問。
ドアを開けた瞬間にマスクをしている私に向かって、松本さん!って言われたときは、えっ?お知り合い?と思いっきりアワアワしてしまいました(笑)
でもこのひと言で急に人見知りさんから解放されて、初対面からいっぱいお話できてよかったです💗
ビゴを退職し2009年に、どこで働くという伝手もなくワーホリだけを取って渡仏された渡辺シェフ🇫🇷
これを聞いた瞬間、あっ、こちらのタイプのシェフね!とピン(笑)
元々アルザスに興味があり、フランスで何か学んで帰るならパリではなく地方がいいなと思ってらしたそうなんですが、ビゴで最後にご一緒したシェフがフェルベールさんで修業をされた方だったこともありアルザスに行くことを決意されたとのこと👨🍳
「僕、運だけで生きてるんです!」と悪戯っぽく笑われましたが…
そんなことは絶対ないと思いますが、ここから書けないことも沢山ある(笑)アルザスでの8年間が始まります。
ちなみに当時はまだアルザスには日本人はほとんどおらず、キュブレーの浅見シェフと他数人という時代だったそう🇫🇷
もうほんとにお話が楽しく、アルザス大好きな私は聞きたいことが満載すぎて💓
想像以上の長編になりそうなので、アルザス編は次投稿で。