JEWEL TRAY STYLE
2021.02.02
ピエール・エルメ・パリ限定ガトー@ザ・リッツ・カールトン京都
スイーツコーディネーターの松本由紀子です。
@ザ・リッツ・カールトン京都さん。
アフタヌーンティーをいただいた後は、ピエール・エルメ・パリブティックへ🇫🇷
1/14までの限定販売なので、絶対に購入したい!と昨年から心に決めていた3点に逢いに💗
このシーズンだけのお愉しみ✨
赤くみずみずしくジューシーな、いちごを使ったパティスリーが並びます🍓
今年はこのような状況だからか…真っ赤に煌くいちごと、いちごスイーツを見てウキウキしている笑顔を見ると、なんだか自分まで嬉しくなってきて💓
今月は沢山のいちごスイーツ取材があるのに、さらに自分で追いいちごしちゃってます🍓
【ミルフィユ フレーズ ピスターシュ】
ピスタチオとイチゴを組合わせた、麗しのダイナマイトボディのミルフィユ。
キャラメリゼしたフィユタージュに、フランボワーズクリスピー入りピスタチオ風味のマスカルポーネクリームとイチゴのコンポート、ビスキュイをサンド🍓
一見かなり濃厚でボリューミーに見えますが、フルーティーなイチゴのコンポートとカリっと酸味弾けるフランボワーズがアクセントに。
エルメのミルフィーユの中で、最も上品な色香を纏った気品あふれるミルフィユかも💖
アフタヌーンティーのプティサイズも、パーツは全て詰め込んだキュートなバランスでしたよ。
【フレジエ】
いちごラヴァーではないんですが…
この時季、どこのパティスリーさんでもフレジエは絶対にはずせません💗
エルメのフレジエは、ジェノワーズザマンドにピスタチオ風味のクレーム・ムースリーヌ。
上にメレンゲを薄く塗り、ナパージュが重ねられています。
ピスタチオグリーンとイチゴの断面のコントラストがキリっと美しい、凛々しいフレジエ🍓
ややぼろつき感のあるフランス菓子らしい生地も、ナッティで濃厚なクリームも、程よい酸味をたくわえたジューシーなイチゴも。
全てのパーツがしっかりと存在感をはなちつつも、絶妙なバランスに仕上げられています✨
このフレジエにnewバージョンが登場する予定だそうなので、お愉しみに❣️
そして、フェティッシュでもないのに、エクレアカフェが登場!
実は私、エクレアのフレーバーの中でカフェが一番好きなんです☕️
(レジスはショコラが好きだそう)
【エクレア アンフィニマン カフェ】
クレームパティシエールには、ペルー産のコーヒーをアンフュゼして☕️
グラサージュもカフェで、ひと口噛んだ瞬間にインパクトのある瑞々しいコーヒー風味が溢れだします🤎
シュー生地は香ばしくも、しっとりやさしく寄り添うテクスチャー。
エルメ氏はカフェのテイストを生み出すために、豆の挽き方、水の温度加減、淹れる際の温度といった各ステップを検証されているのだそう👨🍳
こちらはフランスで使われているものとは異なるコーヒー豆だそうなので、豆の種類によってもまた変わってくるのでしょうね。
どのようなイメージを描かれているのか、ぜひ今度詳細をうかがいたいなぁ。。。
そして私がヴァニラの魅力の虜になるキッカケとなったガトー💘
【タルト アンフィニマン ヴァニーユ】
パートサブレの中には、ヴァニラ風味のホワイトチョコレートガナッシュ。
ラム酒の香りを纏ったビスキュイ、ヴァニラ風味のマスカルポーネクリーム 。
究極にシンプルな構成ながら、ヴァニラを極限まで盛りこみ、魅惑的なアロマをはなつエレガントなタルト✨
まったりと濃厚なガナッシュと、とろ~りと舌にまとわりつくクリーム。
これぞヴァニラ!と力強く存在感をはなちながらも、余韻に長く続くアロマはとても繊細なんです。
サクッと香ばしいタルト生地と、華やかなラムのアロマを纏いながらもしっとりとお口休め的な存在のビスキュイが、ヴァニラの渦の中でアクセントとなり、全体のテイストにより深みをもたせていきます💞
数あるエルメのお気に入りガトーの中でも3本の指に入る…定期的にヴァニラの深淵にはまりたくなる病みつきガトーです❤️
ピエール・エルメ・パリ、2021年のガレット・デ・ロワは「ガレット ジャルダン シトラス」。
蜂蜜、レモン、オレンジフラワー風味で、プレーンよりも爽やかで食べやすいテイスト、
ディスプレイもオシャレで素敵ですね。
バレンタインの限定ガトーもお楽しみに!
どうやらとっても期間限定のようなので、私も買いに行けるか不安ですが…。