JEWEL TRAY STYLE
2020.12.25
アノ@つづきは三重で
スイーツコーディネーターの松本由紀子です。
三重県の広報サイト「つづきは三重で」にて、三重県のパティスリー業界を牽引する4名のパティシエをご紹介させていただきました。
第2回は、「神戸北野ホテル」やフランスなどで修業を重ねた新進気鋭「パティスリーアノ」の布澤誠シェフです。
https://www.mie30.jp/eat/11930
私が布澤シェフと初めて会ったのは「プライムリゾート賢島」時代👨🍳
それから数度お会いしているのですが、真面目で穏やか、コツコツ優しいイメージは今も変わりません。
笑顔がかわいい、ほんとーーーに好青年です💗
三重県桑名市の中で、開業3年後に現在の友村に移転したアノさん。
私は旧店舗にはお伺いしたことはありませんが、現店舗は驚くほど広々🍀
イートインやテラス席の他に、駐車場スペースも広く設けられています。
車社会の三重県では、広い駐車場は必須なのだとどのお店でも感じました🚗
店名はフランス語で「輪」という意味。
人と人との輪、繋がりをイメージし、ロゴもミルククラウンで輪を表現されています👑
そして、ショップカードを入れている素敵なガラスのミルククラウンは…北野ホテル時代の師匠とも言える「パティスリーエトネ」の多田征二シェフから、オープン祝いとしていただいたものなのだそう🥂
さすが多田シェフ!優しいなぁ❤️
ずっと気にかけてあげている後輩くんなんです。
「これ、宝物なんです!」と本当にうれしそうに微笑む布澤シェフの笑顔が印象的でした👨🍳
今回の取材で、スペシャリテはなんですか?という質問を皆さんにしたんですが…
布澤シェフはなんと「焼き立てフィナンシェ」とのこと。
俄然取材意欲を掻きたてられた私です(笑)
あっ、でもプティガトーもとっても丁寧に作られていることが伝わってくるフォルムで、普段お菓子を形容するワードとしてはあまり使わないかわいいー💘と、おいしそーの連呼でトキめきが止まりませんでした💓
しかも話を聞き進めていくと、実はなんのコネもなく渡仏してしまった布澤シェフなんですが…
なんとあのパリセヴェイユの金子シェフが、フランス・ヴェルサイユにオープンされたお店「オー・シャン・デュ・コック」での修業経験があるのです🇫🇷
お店を訪れた際に、偶然日本から金子シェフがいらしていて、住み込みで働かせてもらえることになったのだそう。
なんて、ラッキーボーイなんでしょう✨
こちらで焼き菓子やヴィエノワズリーを学んだのですが、これまで作ってきたものと明らかに違うフィナンシェに驚いたとのこと。
何が大きく違ったのかは…ぜひサイトをご覧ください!❣️
https://www.mie30.jp/eat/11930
金子シェフから直に、ヴィエノワズリーなどをご教授いただけたという貴重な経験🥐
この経験が、布澤シェフの現在の夢にも繋がっています✨
「いまはヴィエノワズリーをお休みしているけれども、ぜひ復活させたいんです!平日一日”パンの日”を作ろうかとも考えているんです。そうすればもっと種類も増やせるし、こだわって作ることもできるので。せっかくフランスで金子シェフから直接教えていただいたヴィエノワズリーの味を、もっと多くの方に知っていただきたい!」と👨🍳
焼きたてフィナンシェも本当においしかったので、私も次回はヴィエノワズリーに会えることを楽しみにしています💓
私も大好きな二人のシェフから学んだ技術と味を、三重で存分に発揮している布澤シェフ👨🍳
再会できてうれしかったです。ありがとうございました💗
ぜひ、サイトもご覧くださいね。
https://www.mie30.jp/eat/11930