JEWEL TRAY STYLE
2020.12.03
コラボアフタヌーンティー@リッツカールトン京都
スイーツコーディネーターの松本由紀子です。
11月1日で終了してしまいましたが…
ザ・リッツ・カールトン京都 にて、初のコラボレーションとなる「とらや×ピエール・エルメ・パリ スペシャルアフタヌーンティーセット」をいただきました。
とらやパリ店40周年記念として、ピエール・エルメの象徴的フレーバー「イスパハン」の風味を生かした和菓子が登場。
「イスパハン」は、エルメの代表作とも言えるローズとライチ、フランボワーズのハーモニーです。
とらやさんの「イスパハン」はきんとん製。
白御膳餡包フランボワーズ水羊羹製角芯入。
濃紅、薄紅、白の3色が混ざり合ったバラとライチ風味のそぼろの中に、白餡で包まれたフランボワーズ水羊羹製角芯が入っています。
とらやさんでも同時期に同じお菓子が販売されていましたが、こちらは特注でプティサイズに。
栗スイーツも和仏バージョンで。
ピエール・エルメからは「サラ」。
マロンとパッションフルーツ、抹茶の組み合わせ。
マロンクリームとマロンとアーモンドダイス入りビスキュイ、パッションのジュレ、抹茶風味ホワイトチョコレートガナッシュ。
マロンの芳醇な香りに、パッションのシャープな酸味や抹茶のほろ苦さを融合させた、独特のハーモニーを愉しむことができます。
とらやからは「里の秋」。
深まりゆく 秋の情景を思わせる「里の秋」。
蜜栗入りの栗煉羊羹と湿粉製を重ね合わせた、新栗の風味豊かなお菓子です。
セイボリーは、ザ・リッツ・カールトン京都シェフ特製。
スコーンは2種で、プレーンとこちらも限定のアンフィニマン マロン。
しっとり、ほっこりした生地感でした。
私にとってピエール・エルメは別格で愛しているお菓子なので、他ブランドとのコラボはどうかなぁと思っていたんですが。。。
とらやさんとのコラボは、想像以上の素晴らしさ。
イスパハンと餡とのマリアージュがこんなにも違和感がないなんて。
和仏の国境を越えるイスパハンの存在感に、あらためて感動しました。
次回パリに行く際には、ぜひとらやさんにもお伺いしなくちゃ。
さらにこのアフタヌーンティーのあとに、とらやさんのイスパハン限定3品も予約していたぬかりのない私です。
求肥製も羊羹もおいしかったです。
リッツ京都さんのラウンジは本当に素敵な空間。
窓から臨む景色やアロマが大好きなんです。
前日から宿泊し、ロカンダでイタリアンディナー、モーニング、そしてこのアフタヌーンティーと、それぞれにとても細やかなお心遣いと素晴らしい空間、お味に感動の連続でした。