JEWEL TRAY STYLE

2020.12.02

フェット ド マロン@ラヴィルリエ

  • Sweets Shop
  • Yukiko Matsumoto

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スイーツコーディネーターの松本由紀子です。
ラヴィルリエさんで、10月20日〜31日まで開催されていた「フェット ド マロン」。
店頭のお菓子がマロンづくしになるイベントです。

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毎年大人気のトルシュオマロン以外は予約不可だったので、なにか買えるといいなぁという程度の淡い期待で15時頃お伺いしたら…
ラッキーなことに4種類も購入できました。

服部シェフとも短時間ながら、濃密な⁈お話ができてよかったです(*˙˘˙*)❥❥

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私が購入したのは、トルシュオマロン(完全予約制) とガトーシャンティー、レコルト、フラン、ミルリトンショコラマロン。
ガトーシャンティーとレコルトはしばらく販売継続だそうなので、気になる方はお早めに!

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長年多くのお客さまから愛され続けている、ラヴィルリエさんの秋の看板商品トルシュオマロンですが…なんと今年は少し進化しました。
オーダーが入ってから絞ってくださる、絞りたてスタイルは変わりませんよ!

まずは絞りのメッシュ(太さ)を、これまでよりも少し太めに。
毎年食べられている方は、食感や口溶けるスピードでその変化を感じやすいポイントだと思います。
口中での滞空時間が長い分、よりねっとりとした栗の香味や重厚さを堪能することができるように。
栗好きさんには嬉しい変化ですね。

さらにそれに伴い減ってしまったエアを補うために、甘さの調節を随所に散りばめられているとのこと。
たしかに…栗のクリームだけをいただくと、みっちりと重厚な栗きんとんのような食感なので、抜けポイントが必要に。

そこで栗のクリームの配合を変え、無糖の生クリームの量を増やし、メレンゲも作り方からチェンジ。
しっかりと焼きこまれキャラメル化したメレンゲは、ざっくり感を残しつつもエアを多く含んでいるのでほわりと解け、とても存在感があります。

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栗ののびやかな粘りと芳醇な香り、滋味深い風味を愉しんでいる傍らで、生クリームがまろやか口溶け、メレンゲの力強いざっくり感が後から追いかけてくるグラデーション構造。

栗のクリームだけいただくと重厚なのに、全層一緒にいただくと不思議なほど軽やかで心地よい口溶けに。
ふわっと鼻腔から抜ける趣深き香りがたまりません。
進化したトルシュオマロン…個人的にはとても好みの進化形でした。

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フェアは終了してしまいましたが、まだ販売されているアイテムもあるのでぜひ!

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