JEWEL TRAY STYLE
2020.04.24
アニョーパスカル@パティスリー パクタージュ
スイーツコーディネーターの松本由紀子です。
最近はコロナの影響で、不要不急の外出を自粛してらっしゃる方が多いと思います。
そこでおうち時間を少しでも楽しくするために、お取り寄せできるアイテムもご紹介していきたいと思います。
4月12日はイースター 復活祭でした。
フランスではPâques(パック)、イタリアではPasqua(パスクァ)。
不安な毎日が続きますが、復活祭に未来への希望を託して✨
イースターは、イエスキリストの復活と春の訪れをお祝いするお祭りです🌸
欧米では新しい生命の誕生を表すたまごや、繁栄の象徴とされたうさぎ、魚などを象ったお菓子やチョコレートが店頭に並びます🥚🐰
こちらの羊ちゃんを象ったアニョーパスカルは、アルザス近郊で復活祭に登場するお菓子🐏
ユダヤ教で、イエスキリストの復活祭の際にいけにえの羊を食べる習慣に由来していると言われています。
東京・玉川学園にある「パティスリー パクタージュ」さんのものです。
陶器の型で、じっくりじわじわと2時間焼成。
粉とアーモンドの香り、卵、発酵バターの奥深い味わいを存分に引き出した焼き菓子。
この羊型で焼くからこその、しっとりと香り高いおいしさが凝縮されています🐏
一般的にはジェノワーズ生地で作られるお菓子ですが、齋藤シェフは「年に一度しか食べないものだから、もっとインパクトのあるものに!」とよりパンチのあるパンドジェンヌ生地に👩🍳
頬張ると、口いっぱいにじゅわっと広がる発酵バターの芳醇な味わい💓
そして、ふくよかで香ばしいシシリー産アーモンドの香りの余韻。
卵が多めなので中側の黄色が濃く、お砂糖も多めなので焼き色もしっかりと濃い目に仕上がるのです。
回転台がないので、全方位から写真を撮ってみました(笑)
小首をかしげたような表情やちょこんとしたフォルム…どこから見てもかわいくてたまりません💘
毎年どうカットしようか悩むのですが、今年はおしりの方から4等分に。
日が経つにつれ、しっとり感が増していきます。 頭はちょっと小さめなのでカリっとした香ばしさもあるんですが、ここを食べるときは毎年心が痛むんですよね💧
濃厚なのに、もうひと口…とつい手がのびてしまう危険なおいしさ💗
この時季にしかない、パクタージュさんの裏スペシャリテということで拙著でもご紹介させていただきました。
今年の販売は終了してしまいましたが、2021年1月からのスタートをお愉しみに!
他にも様々なアイテムがお取り寄せ可能ですので、ぜひHPをチェックしてみてくださいね❣
https://www.patisserie-partage.com/online-shop/