JEWEL TRAY STYLE
2020.03.28
バスクチーズケーキで大人気@ラ パティスリー カツラ
スイーツコーディネーターの松本由紀子です。
大阪・天満橋駅から北へ5分ほど。
ちょこっと路地を入った場所に、2019年12月22日にオープンした「LA PATISSERIE KATSURA(ラ パティスリー カツラ)」さんへ👩🍳
私がオーナーパティシエールのかつらさんに初めてお会いしたのは、ちょうど1年前、2019年3月のこと。
当時彼女は独立準備中で、ビアンヴニュコフレさんの厨房でバスクチーズケーキなどのお菓子を作ってらっしゃいました👩🍳
オープンに向けてなんでも試作していいから!という大下シェフの懐の深さにもほろり💧
その時に名刺交換をしたら…かつらさんは、なんと桂さんではなく勝羅さん!
すごく強そうなお名前だなぁと思っていたら…芯もとっても強い方で。
独立前で、こんなにお菓子に対する自分の想いをしっかりと語れる人は最近珍しいなぁ。
きっと自店も立派に切り盛りされるんだろうなぁと思っていたら…もうすでに、人気店になりつつありますね❣️
勝羅さんの経歴のなかで、サンセバスチャンの有名なバル「La Vina(ラ・ヴィーニャ)」でバスクチーズケーキを学び、東京・白金の「GAZTA(ガスタ)」のオープンニングスタッフというところばかりがフィーチャーされていますが…
21歳から10年ほど、日本・フランスと様々なお店で修業を積まれています👩🍳
大阪からスタートし、フランスでは、シリルリニャックやラ・ヴィエイユ・フランスにも🇫🇷
東京のパティスリー「メゾン・ダーニ」時代に、戸谷シェフと一緒にラヴィーニャに3度赴き、本場のバスクチーズケーキを学ばれました🧀
その後関西に戻り、以前同じ職場だった大下シェフに独立準備の報告に行ったところ…思いがけずビアンヴニュコフレでお世話になることに。
この時厨房でいただいた焼き菓子がほんとにおいしくて、しっかりと自分を持った男前なお人柄とともに印象に残ったんです🍪
そんなわけで、看板商品のバスクチーズケーキはもちろんおいしいんですが、私は圧倒的に大サイズ(12cm)が好み🧀
小サイズよりも、中のなめらかさやとろ~り感が格段に上なんです。
私も昨年秋に、本家のラヴィーニャでバスクチーズケーキをいただくことができたので、材料やオーブンの違いによる仕上がりの違いも言及🇪🇸
(ラヴィーニャの投稿はこちら→https://www.facebook.com/493416970776690/posts/2628213003963732/)
一過性のブームではなく、新しいチーズケーキのカテゴリーとして定着するといいですね。
でも実は、チーズケーキ以上に私好みなのが焼き菓子たち🍪
昨秋本場バスクでもかなり食べ込みましたが、それに負けず劣らず、こちらのガトーバスクは、かなーーーりお気に入りです💗
ペイン産のアーモンドプードルと厳選した発酵バターをたっぷり使ったクッキー生地に、甘酸っぱいダークチェリーのコンフィチュールがたっぷり🍒
コンフィチュールよりもクレーム・パティシエールのガトーバスクの方が好みなんですが、こちらは特別!
ダークチェリーの酸味を活かしたレアなコンフィチュールと、香ばしく焼き込まれた生地の食感のコントラストが秀逸✨
サクッと割った瞬間に立ちのぼるバターの馥郁たる香りがたまりません💓
毎朝焼いて、裸の状態で販売されているフィナンシエもお薦めですよ。
外はカリッと香ばしく、中はしっとりもっちりの感動食感💞
おいしいうちに食べてくださる方へのちょっとした手土産には、こちらの3種入りゆきこBOX(勝手に命名笑)をぜひ❣️
裸のフィナンシェは本日中、バスクチーズケーキやガトーバスクは3、4日お日持ちしますが、やはり新鮮なうちに食べていただきたい逸品です✨
私がお伺いした時はまだクローズでしたが、今はカウンター席でいただけるので、焼き上がり時間を狙ってまたお伺いしたいなぁ💗