JEWEL TRAY STYLE
2019.11.30
マチュ ヴィアネ氏フェア@ポートピアホテル神戸
スイーツコーディネーターの松本由紀子です。
ポートピアホテル神戸で開催中の「第16回 マチュ ヴィアネの料理を楽しむ会」にご招待いただきました👨
フランス リヨンの二つ星レストラン「ラ メール ブラジィエ」オーナーシェフのマチュ ヴィアネ氏🇫🇷
ポートピアホテルのフレンチレストラン「トランテアン」は、こちらの初の提携店となります。
ヴィアネ氏のフェアは毎年春秋の2回開催されますが、今回はマチュ ヴィアネ氏と”鉄板焼 但馬”の饗宴にお伺いしました。
鉄板焼はフランスにはないスタイルなので、実はヴィアネ氏ご自身がとても楽しみにされていて、今回が4、5回目になるそう。
こっそり練習されていたりするのかしら?とお聞きしたら、フランスにはこのような立派な鉄板がないので毎回本番勝負とのこと。
ヴィアネ氏が厳選した食材を目の前で焼き上げ、華麗な盛り付けとともにフレンチ風にアレンジ。
ここでしか味わえないフレンチ×鉄板焼のコラボレーションを堪能させていただきました。
前菜は、黒毛和牛もも肉の昆布締めロースト、加賀れんこん饅頭 蕪とズワイガニの餡、鯛のマリネ 柿のソース。
続いて雲丹のスープと和の素材を活かして。
ホースラディッシュを醤油につけた薬味は、販売希望の声多数。
お酒のアテに、様々な料理のアクセントに使えるはまっちゃうおいしさです。
ホタテのポワレと茸 ヴァンジョーヌ(黄ワイン)風味には、スパイシーなカレー風味のレンズ豆とマンゴーが添えられた斬新なテイスト。
思わずソースをパンでぬぐいたい奥深い味わいでした。
お魚料理は鱸のソテー🐟
中にあさりやワカメを詰め、グリーンのシートをオン。
こちらは白ワインにクレソンやクロレラを混ぜてシート状にしたもので、さらにブロッコリーやワサビを合わせたソースを添えて。
清々しい緑野菜の香りにクレソンの苦味、ワサビの辛みが合わさり、鱸の旨みを引き立てた一品。
鉄板を使いながら、見事にフレンチと融合されています✨
メインはやはり神戸牛🐮
この日はさらにスペシャルなことに、4年に一度開催される品評会で特別賞を受賞したお肉を入手できたということで、フィレとロースを食べ比べさせていただきました。
やはりフィレが好きですが…ロースの脂もくどくなく美味でした💗
添えられているお野菜もおいしく、ジャンボマッシュルームは六甲山産とのこと。
キュッキュッと噛みしめるたびに広がる滋味深い味わい。
甘みが凝縮したとろとろの下仁田ネギはお代わりしたいほどのおいしさでした💞
〆はこれまた贅沢なからすみ蕎麦。
さり気なく神戸牛の煮すじも添えられています。
デザートも鉄板を利用して。
キャラメルカシューナッツのムースショコラに、温めたショコラのソースをかけて🍫
いただく前から芳醇なショコラのアロマにノックダウン💘
ビターなショコラとナッティなカシューナッツがとろけあう、大人のデザート。
さらにコーヒー風味のパンナコッタとウイスキーのアイスクリームでさっぱりと〆🍨
鉄板焼きというと、白い巨塔?バブル時代のおじさま?を髣髴とさせますが…
繊細なフレンチの技との見事なるマリアージュを堪能させていただきました✨
なによりも、鉄板を愉しまれているヴィアネ氏の笑顔が印象的でした👨
リヨンのお店のスペシャリテであるパテアンクルートやリードボーは、常時トランテアンでもいただけます🇫🇷
パテ好きな私は、こちらも大ファンです💗