JEWEL TRAY STYLE
2019.11.02
メゾン・アダム@サン・ジャン・ド・リュズ
スイーツコーディネーターの松本由紀子です。
先日、スペインバスク→南西フランス(アキテーヌ、ミディ・ピレネー地方)→パリをめぐる11日間のフランス地方菓子の旅に行ってまいりました🇫🇷
心に残ったお店をピックアップしてご紹介させていただきますね。
2日目は、スペインバスクからフランスバスクへ移動🇫🇷
まずスペインとの国境に近い、美しい海辺の町サン・ジャン・ド・リュズへ。
前回訪れて忘れられない味となった「メゾン・アダム(Maison Adam)」のマカロンに再会できるのを楽しみにしていました💗
マカロンと言っても、カラフルな色合いが目を魅くマカロンパリジャンではなく、現在のフレンチ・マカロンの原型といわれているもので、メレンゲにアーモンドパウダーや砂糖を混ぜて焼いたシンプルなお菓子です。
前回のグリーンとは異なる、ホワイトにオレンジが映える缶。
うれしいことに、オーダーが入ってからマカロンを缶に詰めてくださいます。
見た目は究極にシンプルながら、甘さ控えめでさくっとした食感が、病みつきになっちゃうんですよね💞
この街は、1660年には太陽王ルイ14世とスペイン王女マリー・テレーズとの結婚式が執り行われたことでも知られています👑
また、ルイ14世の結婚式で、王室御用達のパティスリー「メゾン・アダム」がお祝いに献上したのがこのマカロンということで、マカロンの発祥の地としても有名です。
結婚式が執り行なわれたのはサン・ジャン・バティスト教会。
1230年に建てられたもので、外観はシンプルなゴシック建築ですが、教会内はバスク様式に。
金色をに煌めく装飾や彫刻で祭壇が埋め尽くされ、天井模様やパイプオルガンなど内装も素敵です💞
マカロンだけでなく、もちろんガトーバスクも大小合わせて4種類を購入。
定番のクレームとスリーズ以外に、ショコラとノワアブリコもありましたよ🍒🍫
他にカラフルなトゥーロンや生菓子、焼き菓子、ショコラなども。
ガトーバスクはスペインバスクのブーランジェリーパティスリーで食べたものとはひと味違い、ソフトながらもしっかりと焼き込まれた生地のバターリッチで芳醇なおいしさに心トキめいちゃいました💗
大人気のマカロンは、沢山お取り置きもされているようでしたよ。