JEWEL TRAY STYLE
2018.05.30
オリジンコウベ@2018春夏コレクション③
スイーツコーディネーターの松本由紀子です。
【オリジンコウベ@2018春夏コレクション①】【②】に続き、各作品の詳細をご紹介していきます。
【パティスリー アキト 田中 哲人シェフ】
パータブリゼに、タイム風味のブルーベリーのコンポートを浮かべたクラフティのアパレイユを入れ、ブルーベリージャムとマスカルポーネのクリームをのせて。
ブルーベリーのクラフティにはパータブリゼが一番合うのだそう。
ホロホロと砕けるパータブリゼと柔らかいクラフティの食感のコントラストを楽しめます。
【パティスリー アグリコール 奥田 義勝シェフ】
パータシューにピスタチオのクリーム、フランボワーズのジュレライチとチョコレートのクリームを重ね、サブレをトッピング。
生地を卵多めにすることで、シュー生地の外はパリッと中はしっとりとした食感に。
【コンパルティール ヴァロール 大西 達也シェフ】
パートシュクレに、コーヒーとキャラメルのガナッシュとエスプレッソとチョコレートのビスキュイジョコンドを入れ、ホワイトチョコレートとキャラメルのガナッシュを鋳込んだコーヒーのクリームを重ねて。
パートシュクレは、コーヒーの奥深い風味にも負けない骨格のある生地。
粉の香りが引き立つようにしっかり焼き込んだそうです。
【パティスリー ラトリエ ドゥ マッサ 上田 真嗣シェフ】
パータババに、クレームパティシエールとマリネしたオレンジを合わせて。
日本ではまだマイナーなお菓子の「ババ」。
シェフが初めて食べて感動したフランス菓子の生地とのこと。
今回はマンダリンオレンジのシロップに浸したパータババです。