JEWEL TRAY STYLE
2025.10.06
スイーツ甲子園2025
スイーツコーディネーターの松本由紀子です。
高校生3人1組でチームとなり
お菓子作りの技術とアイデアを競い合うイベント
「第18回スイーツ甲子園」
(主催/産経新聞社、特別協賛/貝印)
の全国大会決勝が9月15日
日本菓子専門学校で行われました👩🍳🧑🍳👩🍳
ほぼ毎年取材に伺っていますが
スタートから終了20分程前までは
高校生とは思えないほど淡々と、着実に
作業を進めている姿にこれまでで一番驚き
何度も練習を重ねてきたことがうかがえる
作品の完成度の高さに感動しました✨
今年のテーマは「ウェディングケーキ」🎂
応募総数121チームの頂点に輝いたのは…
育成調理師専門学校高等課程(兵庫)
「Éclat fière(エクラ フィエール)」でした🥇
今年は3位まで発表があるとのことで
2位は、野田鎌田学園高等専修学校(千葉)
「plaisir(プレジール)」🥈
3位は神村学園高等部(鹿児島)
「astrantia(アストランティア)」🥉でした。
また協力企業さまによる各賞には
下記4チームが選ばれました🏅
【貝印賞】 @kai.korea
野田鎌田学園高等専修学校(千葉)
「plaisir(プレジール)」
【ペコちゃん賞】 @fujiya_sweets
育成調理師専門学校高等課程(兵庫)
「Éclat fière(エクラ フィエール)」
【タリーズ賞】 @tullyscoffeejapan
野田鎌田学園高等専修学校(千葉)
「CHAINON(シェノン)」
【パストリーゼ賞】 @dover_ltd
飯塚高校(福岡)
「arc-en-ciel(アルカンシエル)」
特別審査員の鎧塚シェフ、永井シェフ
そして大会アドバイザーの大森由紀子先生から
優勝チームには、次のような言葉が贈られました。
鎧塚シェフ「今日ここにいるすべての皆さんが素晴らしい才能の持ち主だと思います。でも一番の才能はずっとやり続けていくこと。ここにいるシェフたちもそれぞれにやり方は違えど、これまでずっとやり続けてきていて、またこれからもやり続けていきます。ですので皆さんにもぜひパティシエになってもらって、10年20年続けていってもらいたいと思います」。
永井シェフ「それぞれ少しずつ違ってもひとつのこと、より綺麗でより美味しいものを作る!ということ求めて3人で力を合わせてきたと思います。その中で普段の力が発揮できず、完全燃焼ができなかったという人がほとんどだと思います。でも今日の経験がこれからの皆さんの人生で何かしらの糧になればと願っています。できれば皆さんがお菓子や食にに関わる仕事につき、日本の食文化の一翼を担っていただけたら嬉しいです」。
大森先生「実をいうと1位と2位は本当に僅差で我々審査員も悩んだんですが、総体的に見て、こちら(エクラ フィエール)が1位になりました。でも100点ではないんですよ。誰しも大体70%の力を出せたら成功で、30%は悔しい思いが残ります。だけどこれが次の挑戦への糧となり、人生はその連続であり積み重ねです。なのでこの30%を埋めるために努力をして、自分の夢を叶えてください!」。
お三方から優勝チームに贈られる言葉には
全チームに対する応援メッセージと愛が込められていて
毎年心に刺さる素敵な言葉が沢山あるのですが
今年も自分ごととして受け止めていました🍀
優勝した「エクラ フィエール」のチーム名は
仏語で「誇り高い輝き」という意味。
アントルメは7層構成で、バラの香り、レモンの酸味、
イチゴの甘味をフロマージュブランが包み込む
やさしい味わいに土台のサブレがアクセントに。
ピエスモンテは、繁栄と幸せの象徴である
クロカンブッシュをメインに
バラの花や、新郎新婦のシルエットを象った飴細工などで
結婚式にふさわしい感謝や幸福などの想いが
表現されています🤵👰♀️
制限時間ギリギリの完成でドキドキしましたが
総評をうかがうと、デコレーションと味
両方のバランスが最も素晴らしかったとのこと✨
優勝賞品として、今年もタヒチ研修旅行が贈られますが
さらにペコちゃん賞もダブル受賞されたので
コラボスイーツの開発も楽しみですね!
今年のペコちゃんは、動きがキレッキレで
ポージングもさまざまでかわいかったです💗
決勝出場校6校の選手の皆さま
選手を支えてこられた先生方、
ご家族やお友達、関係者の皆様、
審査員の皆さま、協賛企業の皆さま。
書類選考、予選大会を経て、決勝大会まで
今年も熱き闘いをありがとうございました。