JEWEL TRAY STYLE

2024.11.28

エメラ1日限定喫茶@HJ GALLERY

  • Chef
  • Sweets Shop
  • Yukiko Matsumoto



スイーツコーディネーターの松本由紀子です。

先日、HJ GALLERYさんで開催された
@hjgallery_hjcloset
パティスリーエメラさんの

@emera_1970
1日限定喫茶にお伺いしてきました🍽️

エメラさんにはサロンがないので
藤原シェフのお菓子をその場でいただける貴重な機会👨‍🍳
しかもできたてデセールということでワクドキ💓

やや迷いながらもたどり着いた瞬間、空気が一変!
なんて素敵な場所なんでしょう🍀
青空と緑の草木に映えるとっても瀟洒な建物 🩵
こころがほわりと解きほぐされるのを感じました🤍



イートインメニューは2種類。
🌰絞りたてモンブラン
🧈焼きたてクレープ
にコーヒーか紅茶(おかわり自由)が
セットになったスペシャルプレート。
(当たり前に2種類とも予約していたんですが
皆さん1種類のみで、一人だけ食いしん坊みたいに💦)

さらにテイクアウトで
ロールケーキとシュークリーム、焼き菓子も🥧

ロールケーキとシュークリームは
先代のお父様が作られていたお菓子で👨‍🍳
これまでに数回「エメラ洋菓子店の日」という
先代のお菓子が復刻するイベントの日にしか
登場したことがなく…
私はスケジュールが合わず初めましてだったので
こちらもとても楽しみにしていました💓



モンブランは、和栗のクリーム、シャンティイ
メレンゲという究極にシンプルな構成。
和栗は愛媛と茨城県産をブレンド。
焼き栗のダイスがほんの僅か散りばめられています🌰



あくまで“和栗”を食べてもらうお菓子ということで
クリームは和栗オンリー。乳の繋ぎは入っていません。
繋ぎなしだともっとボソボソした食感になりそうですが
驚くほどなめらかで、クリーミーな口あたり。



しっかりと焼きこまれたメレンゲと
ほのかな甘みとミルキーさを添えるシャンティイ。
添えられていたさっぱりとしたミルクアイスと
クランブルの塩気が程よいアクセントに🍨

究極にsimple is the best!
そして食感のバランスもベストなひと皿でした🤎



クレープは、生地に有塩バターを塗り
中にカスタードクリームとカソナード
上に発酵バターをちょこんと🧈



もっちりとした弾力がたまらない贅沢食感🍴
キャラメルアイスのほろ苦みとクランブルの塩気添え🍨
シンプルながらも甘味、塩味、ほろ苦みが
バランスよく詰め込まれた幸せなお味でした💛



そして、テイクアウトしていただいた念願の2種。
ロールケーキはカステラのような生地に
生クリームと、ちょこっとカスタード。
しっとり、もっちりを感じながらフォークが入るのに
お口に入れると、しゅわっ、ほわりと
溶け消える生地の食感が不思議🌀
昔懐かしい生地とクリームのバランスに💘



シュークリームは、生クリームと
カスタードクリームを混ぜたクリームをイン。
シュー生地は、サクッ、しゅわっと軽やか。
でもやわやわな生地とは全く異なる
こちらも子供の頃よく食べていた懐かしい食感💘

それもそのはず。だって…1970年創業の
エメラさんと私は同い年ですものね❤️



シューもロールも、生地は先代のルセットのままで
クリームは藤原シェフの配合に変えられているそう。
もし今の藤原シェフがオリジナルを作るとしたら
やはり少し違う配合になるのだそう。
想いが違うからと👨‍🍳



そう…私が今回こちらのイベントに
突然ひとりで参加しようと思ったのは
藤原シェフがこのイベントへの想いを綴った投稿の中に
「でも、僕が目指した先には何もなかった。」
という一文を見て、その気持ちが分かりすぎて
胸がしめつけられ、涙が止まらなくなったからなんです💧

そしてそんな想いを乗り越え
若い頃は好きではなかった
先代のお父様の「自然にそのまま」な
普遍的なお菓子の素晴らしさを理解し
「先代(父)のように長く愛されるモノ作りがしたい」
「変えるべきところと変えてはいけないところの大切さ」を知り
「あれもこれも複雑にせずに作為のない自然体なモノ作り」
を日々丁寧に繰り返す事が、自分達の仕事なのだと
あらためて気づいた藤原シェフに
ただただ会いたくなったから👨‍🍳💗

「考えないでいいお菓子を作りたかった」
とこの日のお菓子を語ってくれた藤原シェフ👨‍🍳
ここのお店はそんな気持ちをよく理解してくれるのだそう。
考えないでいいお菓子…きっと同世代の皆さまには
刺さるだろうなぁ…最終地点は、まさしくそこですよね。

画像の最後に貼ってあるので、ぜひ読んでみてください。
この世界で時を重ねてきた方たちの心には
きっと、ズンと響くと思います…。

シェフにとって自分が生み出すお菓子の変遷は
自分のその時の心情の体現であり
まさに人生の変遷そのものですものね。

ある話題に対して
「でも、それを受け入れるのが松本さんのお仕事ですものね」
と、一刀両断されたときもドキっとしました🗡️
ほんとにいつも心に刺さる言葉をくれるんです💧
これからの自分の生き方を考えさせられた
とても大切な時間でした⏳ 

またゆっくり会いに行きます🍰👨‍🍳🍀
@naokifujiwara0902

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