中谷シェフ慰労会①

JEWEL TRAY STYLE

2024.04.30

Chef
Yukiko Matsumoto

スイーツコーディネーターの松本由紀子です。

2024年3月17日。
沢山の人々に惜しまれつつ、37年間の営業に
幕をおろされた「なかたに亭」さん🍰

突然の閉店のお知らせで日に日に行列が延び、
最終的には、前代未聞の抽選入店方式となり、
最後に中谷シェフにご挨拶できなかったと
残念に思う方が業界内にも続出…

そんな声をたくさん耳にし、
尊敬する中谷シェフのために
最後に花道をつくってあげたい！と立ち上がった
中谷シェフの愛弟子であるルシェルシェ村田シェフ👨‍🍳

村田シェフが発起人となり
私もバレンタイン明けにお声がけいただき
パリゴの安倍シェフ、タカナシ乳業の加古さん
そしてまさかの閉店直前に骨折をしてしまった
アクイユの川西シェフと共に
通称「なかたにシェフ花道製作所」が発足しました🍀

さらに中谷シェフ直々のご指名により
司会を務められることになったデルスールの嘉野さん、
ポアールの辻井シェフ、ピュラトスの杉浦さんも加わり
皆で東奔西走し続けた2ヶ月間🌀

そして去る4月8日、中谷シェフの慰労会が
モード・ディ・ポンテベッキオさんで無事開催され、
中谷シェフと親交のある方、尊敬してやまない方など
80名以上が参加してくださり、笑いあり涙あり
とても温かく素敵な会を催すことができました🩷

ずっと気が張っていて、何も喉を通らず。
また、タイムスケジュールがタイトだったので
裏でバタバタしていたこともあり
写真もあまり撮れていませんでしたが…
カメラマンを快く引き受けてくださった
チョコヴィックジャパンの大畑さんが
素敵なお写真を沢山撮ってくださっていて📸
投稿にも織り交ぜて使わせていただきました。
大畑さん、ありがとうございました🩷

ちなみに、この期に及んで中谷シェフとの
ツーショットをお願いできずじまいだったという
ダメダメな私（笑）
でも、会が始まる前に撮っていただいた
1枚目のお写真、とっても気に入ってます🍀

今回スピーチをしてくださったのは、
チョコヴィックジャパン大畑さん（乾杯）
ショコラティエ・パレドオール三枝シェフ
テオブロマ土屋シェフ
ガトー・ド・ボワ林シェフ
ラ・ピエール・ブランシュ白岩シェフ
ブーランジュリー・パリゴ安部シェフ
アコルドゥ川島シェフ
ポンテベッキオ山根シェフ
ほか、沢山の皆さま🎤

同世代のシェフの皆さま、親交が深い皆さまとの
心温まるエピソードの数々🩷
閉店を惜しみ、そして中谷シェフの今後を慮るお言葉。

中谷シェフご自身、忘れていたり知らなかったりする
エピソードも沢山あったそうで。
皆さんのスピーチで驚いたり、思い出が蘇ったりして
嬉しかったですと、とても感動されていました🍀

そして中谷シェフからの最後のスピーチ。
「閉店を発表してから、お店をやめるのは
こんなにも大変なんだなと感じました」という
言葉からスタートし、嬉しいことが3つありましたと。
ちょうど1分の動画にまとまっていますので
ぜひ音声オンでお聞きください📢

「一つ目はお客様の声が、自分の人生に重なり合って
なかたに亭を見ていらっしゃったこと。
二つ目はOBの方々が、仕事が終わってから
連日手伝いに来てくれたこと。
そして三つ目は現役の方たちが、しんどい顔をせずに
笑顔で最後まで頑張ってくれたこと。
やっててよかったなと思いました」と👨‍🍳

今後のことは自分でもまだ本当に分からないそうで。
「何もしないでおこうという気持ちもあるし…
全てが終わってからゆっくり考えようと思います。
ただ作ることや食べることは好きなので
それは離れないと思います。
これからも皆さんと同じステージ、同じ目線に
立っていたいと思うので
今後ともよろしくお願いします」と。

このお言葉は…期待してもいいですよね！？
きっとまた再び、食の世界で
中谷シェフとお会いできる日が来ることを💖