JEWEL TRAY STYLE
2022.05.25
ラングロフ登場@ドゥブルベ・ボレロ
スイーツコーディネーターの松本由紀子です。
ドゥブルベ・ボレロさんに念願のアルザス地方の伝統菓子「ラングロフ(ランゴフ)」が登場しました❣️
渡邊シェフが10年越しでいつか作りたい!と考えられていたお菓子。
5年程前から今年こそ!と毎年うかがっていたのですが、色々なハードルがありなかなか実現が難しくて…
クグロフと同じくスフレンハイムの陶器型を使われているのですが、アルザスに行かれた際、実際に工房に足を運び配送してもらう手続きがとても大変だった…というお話が懐かしく思い出されます🇫🇷
ラングロフは日本ではあまり販売されていないので、初めて見た!という方も多いと思うのですが、ベースの生地はクグロフのような発酵菓子です。
私は10年程前にさらに長くてダイナマイトボディなものを、マンステールのギルグで購入して🇫🇷
これがめちゃくちゃおいしくて、帰国後日本でも探したんですが、どこも作ってらっしゃらなくて。
だから本当にこの日を楽しみにしていたんです💓
渡邊シェフのイメージでは、クグロフに比べて生地の発酵は少し控えめで引き締めた感じに。
クグロフは中央が空洞で火の通りが悪いけれども、ラングロフは型が棒状なのでクグロフよりも火の抜けがよく、あまりふわふわにせず、抑えめにされているのだそう。
ブリオッシュ的なバターリッチな生地に、サルタナレーズン、アーモンド、ヘーゼルナッツ、クルミなどローストして刻んだナッツを混ぜて練りあげ、スフレンハイム村の陶器の型に流して、低温熟成。
二次発酵後、じっくり焼成🔥
焼成後、シナモンシュガーを表面にまぶして。
このシナモンシュガーもポイントで、ボレロさんではたっぷりまぶしてほしいと、さらに別添えでも添付してくださってます。
やや粗めのメッシュで、ジャリジャリとした食感がなんともアルザスっぽいんですよね🇫🇷
このロングサイズには、生地が1kgも投入されているのでずっしりと重く…テンションがあがっちゃいます💓
たしかにクグロフとは少しニュアンスが違う食感で、どちらも甲乙つけ難いぐらい大好き❤️
ぜひ今年のクリスマスシーズンは食べ比べしてみたいなぁ。。。
そのまま食べるとサクッ、ほろっという食感ですが、10秒ほど温めると、しっとり感とバターの香りが蘇ります🧈
ただ私は、ちょっとパサッとした感じもアルザスっぽくて好きなんですよね❤️
クグロフと同じ生地とは言え、初体験の方にはまずお試ししてほしいということで、ハーフサイズも用意されています。
実は小さめの型もあるんですが、やはり食感が全く違ったのだそう。
ほんとうに、声を大にして言いたい‼️
この系統のお菓子は、大きく焼いたものをカットする方が、小さく焼いたものよりも断然おいしいです💖
焼かれている外側と内側の食感のコントラストやバランスが、全く別物になってしまうんですよね。
ただ私は、ハーフサイズは一撃で食べ終わっちゃったので、フルサイズ推しです❣️
守山本店、大阪本町店とも予約販売となります。
オンラインショップからも購入できますのでぜひ!
一応6月末までの販売予定だそう。
(私は暑い夏でも全然食べたいですが…)
秋から再開するかは皆さまの反響次第だそう🍁
私だけでは足りないので、熱烈なラブコールをぜひ❤️
渡邊シェフ念願の、そして私待望のラングロフ💖
ぜひ一人でも多くの方に食べていただきたい逸品です✨
ちなみにこの生地の美味しさの秘密は、また長くなってしまうので割愛しますが…
気になる方はこちらをチェックしてみてください❣️
https://j-tray.jp/jewel…/2020/12/post-250.html