JEWEL TRAY STYLE

2022.02.03

リビエール

  • Sweets Shop
  • Yukiko Matsumoto

リビエールさんは、1982年創業の武庫之荘にあるお菓子屋さんです。
先代のお父さまが作られたラングドシャという薄焼きのクッキーを、二代目の西シェフがかわいいネコ缶に詰めたクッキー缶が大人気を博し、Twitterでも3万人のフォロワーさんがいる、今大注目のお店です。

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今回ご紹介させていただくのは、新作の「モナミ・アンジェロ」というお菓子で、
シェフのフランス人の親友アンジェロさんの名前が冠されています。

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自家製のプラリネとバニラのバタークリームをふわふわの口どけのよい生地にサンドし、周りにはヘーゼルナッツのカリさくっとした食感のクラックランをたっぷりまぶし、上に花びらのようなかわいらしいフォルムのホワイトチョコのコポーが飾られています。

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いわゆる日本に昔からあるエンゼルケーキや、ドイツの伝統菓子フランクフルタークランツといったリング状のお菓子の、オシャレな進化系バージョンです。

日本には昔からエンゼルケーキとかサンドクーヘンと呼ばれているリング状のお菓子があり、こちらはドイツのフランクフルタークランツという伝統菓子がもとになっています。
私世代の方には、よく両親が引菓子などでもらってきたのでお馴染みではないかと思います。

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実は西シェフがこのお菓子を作ってみたくなったのには理由があって。
お父様が作られていたこのお菓子のリング状の型が、厨房に沢山あるのを見て、シェフはそれをいま、自分なりにアレンジして作ってみたくなったそうなんです。

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エンゼルケーキと聞くと、クリーム色のスポンジ生地に真っ白のクリームがサンドされているのをイメージされる方も多いかと思うのですが…
こちらは、生地にマスコバド糖というフィリピン産の精製されていないお砂糖が使われているので、生地はやや茶色っぽく、バタークリームには自家製プラリネペーストがたっぷり入っているので、このような温もりのある茶色のビジュアルに仕上がっています。
でもここにホワイトチョコのコポーを飾るだけでこんなにもかわいく、そして、おもたせにもピッタリなオシャレなフォルムに仕上がるんですよね。

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ほろほろっとくずれる生地となめらかなバタークリームが、すっと一体となって口どけ、最後にカリっとヘーゼルナッツの粒が砕けると・・・
余韻にふくよかなバターの香りと、ナッティで奥深いプラリネの香りが漂う、心がほっと温まるお菓子です。

おもたせにしたくなるようなお菓子をと考え、プラリネとバニラのバタークリームをサンドした少しお日持ちもする構成になっています。
バタークリームのお菓子なので、お召し上がりになる20分前くらいに冷蔵庫から出して食べていただくと、冷え固まっていたクリームが少しゆるんで格段においしくなりますので、お茶を淹れる前に冷蔵庫から出しておいてください。
専用箱も作られるそうなので、ぜひ大切な方にプレゼントしてみてくださいね!

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