JEWEL TRAY STYLE
2021.09.07
夏色プティガトー@ラ・クラシック
スイーツコーディネーターの松本由紀子です。
レモンケーキをもとめてお伺いした京都・出町柳にある「La Klassique(ラ・クラシック)」さん💗
もちろんレモンケーキだけで帰れるはずもなく、夏らしいプティガトーもいただきました🍋🍑
◆エクレールシトロン
定番のキャフェのエクレールは何度もいただいていますが、シトロンは初めて!?
加藤シェフのしっかりと焼き込まれた香ばしいシュー生地、大好きなんです💘
レモンケーキと同じ三重県産マイヤーレモンを使用🍋
レモンカードベースのクリームには果汁を、フォンダンには果汁とゼストが使われています。
これがまた、目の覚めるような透明感あふれる酸味と香りで✨
迫りくる酸味に、終始キュンキュン💓
とげとげしく突出するのではなく、ワントーン上できゅーんと響き続ける香り豊かな酸味。
レモン好きな方にもそうでない方にも、ぜひ体験していただきたいなぁ🍋
◆ルバーブと京苺のタルト
昨年大人気だった、ルバーブと京都産苺のタルト🍓
ルバーブは日本のパティスリー業界でも、初夏の素材としてすっかり定着しましたね。
ルバーブは、特有の酸味と香りをもつフキのような食感のお野菜。
私が初めてフレッシュのルバーブを見たのは軽井沢のスーパーでしたが…
ビックリするほどお安い価格で、赤と青のルバーブが山積みにされている姿に驚きました❤️
長野県から季節を追って北上し、北海道などで生産されていますが、秋田県産のルバーブに出会ったのは初めてかも!?
ショーケースにも立派なルバーブが飾られていました。
この時季に京都産の苺ってあるんですか?とうかがうと、春に半割にした苺と砂糖をマセレして、冷凍保存されているのだそう🍓
なるほど…春から準備されているわけですね。
ルバーブはシャクシャクの食感を残して大ぶりにカットし、この苺と一緒にブリゼ生地にたっぷりと詰めこみ焼き込まれています。
やはりルバーブは、シンプルにジャムやタルトに仕立てるのが最も素材感が引き出されますよね。
甘みと酸味のバランス、食感が秀逸です✨
そしてこの背の高いブリゼ生地がまた、美味なんです。
加藤シェフの生地はどれも丁寧に作りこまれていて、本当においしくて👨🍳
噛みしめるほどに味わい深いとは、まさにこのことだなぁと感じます。
クラシカルな格子模様もかわいくて、ホールを手土産にしたら喜ばれることは間違いなしですよ!
今年はもうすぐ終了してしまうので、来年のtodoリストにメモメモ📝
◆桃のコンポートジュレ
時季によって使用する桃の産地が変わるのだそう。
こちらは、長野県のあかつきです🍑
フルーツがドンとのっているだけのお菓子はあまりセレクトしないんですが…
こちらは桃をコンポートしたときのジュを、ジュレにして使われているという言葉に魅かれて。
この素材とおいしさを無駄にせず、忍ばせるひと手間がフランス菓子の醍醐味✨
プルンとなめらかなパンナコッタのやさしいミルク風味と、桃のやわらかな甘みの相性が抜群です💞
衝動を抑えきれず購入してしまったアレは、次投稿で🍪